2009年7月29日水曜日

展覧会ラッシュ!!

只今、京都各所のギャラリーで在校生の展覧会を開催しています!!
京都にお越しの際はぜひご高覧下さい。
詳しくは陶芸コースのHPでご確認ください。


フジダナ展
■日時 2009年8月7日(金)~ 8月12日(水) 11:00~20:00 (最終日は16:00まで)
■会場 SHIP京都店二階奥 ギャラリー蔵
■出展者 小川文子ほか (陶芸コース二回生)

「器」 京都精華大学陶芸学科院2回生展
■日時 2009年8月1日(土)~ 9月30日(水) 11:00~19:00 (毎週木曜日休廊)
■会場 ギャラリー器館
■出展者 松本治幸 [8/1~10]、 松島崇 [8/11~21]、 大江志織 [8/22~31]、 楢木野淑子 [9/1~10]、 林大作 [8/11~20]、 小幡桂子 [8/21~30]

陶酔亭展
■日時 2009年7月28日(火)~ 8月2日(日) 11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
■会場 
くらふとギャラリー集
■出展者 井関未央、白潟有紗、木野智史、出川晋、西紗智子、山口有加、岡由佳子、藤信知子(陶芸コース二回生)



2009年7月21日火曜日

移動式型ソーダ窯完成秘話

 今回、奥村先生の提案で陶芸棟に常設されていたソーダ窯を移動式に作り直すことになりました。
窯作りの過程を撮影しました。 
 土台の耐火煉瓦の隙間にモルタルを埋める作業です。
 

 レンガの積み上げ作業の完成。
 窯の外枠をアングルの溶接で補強中。
 約600キロの移動式窯完成!!!



2009年7月15日水曜日

名和晃平さんのワークショップ


先週の土日に京都精華大学情報館×SEIKAVISUALの講演会「名和晃平の“アート”」の関連企画として、ワークショップが開催されました。
今回のワークショップは、火気と水を使うということもあり、陶芸コースの実習室で行ないました。
作家の名和晃平さんは、ガラスビーズや発泡ウレタン、グルー、シリコンオイルなどの様々な素材を用い、多様な表情を作品に生み出しています。
今回のワークショップでは、「素材をひらく」というテーマのもと、参加者から提示された発泡スチロールやロウという素材を用いて制作を行いました。完成した作品は情報館にて展示される予定になっています。お楽しみに!

講演会「名和晃平の“アート”」は7月17日(金)18:30〜/京都精華大学 黎明館L-101にて開催されます。

詳しくはこちら


釉薬室にて発泡スチロールを加工中。完成した作品はお楽しみに。

2009年7月12日日曜日

教育実習生の研究発表授業参観


少し前の話になりますが・・・
陶芸コース四回生 木野君の研究授業見学の報告です。
研究授業とは教育実習生が実習の経験を生かして実際に授業をするというモノです。
その木野君の勇姿を見るべく○○高校へいざ行かん・・・

で、彼の授業は「ケロクロを体験」というモノでした。
授業を受ける学生さんは「ケロケロ」と言ってふざけていたので、どうなるのかと心配していたのですが・・・

さすが、実習経験が活かされて
怒鳴ることもなく、授業への集中を取り戻していました。(パチパチパチ!素晴らしい。)

さて、以下はダミーの映像です。
授業に感心しすぎて写真取るのを忘れました。

まずは、「ケロケロ」の体験・・・ではなく「ケロクロ」の体験です。
「ケロクロ」とは「蹴ロクロ」と書き、人力でロクロを回します。
「ロクロ」とは陶芸において、器を作る際に用いる回転する道具のことです。
現代においては電気の力で回っていますが、少し前までこのロクロを人力すなわち脚力で回していました。

こんな感じです。





もともとは、人力で以下のように手で回しながら作っていました。



しかし、技術の発展と共に手で回すのではなく、
足で回すことによって、両手を使えるようにしたのです。
その結果、ずいぶんと精巧な焼き物を作ることが可能となり、
すごいスピードで産業として発展しました。
以下の写真は「ケロクロ」の海外モデルです。
まぁ、外車みたいなモノです。







そして、授業も後半となった時に木野君が「斜めロクロ」の解説はじめました。
これは、、写真の様に30度程傾いています。


ジャワ島周辺の独自のスタイルです、理由は定かではありませんが。
多分・・・
女性は常にスカートを履くという習慣のこの地方・・・
そして、ロクロの仕事は女性の仕事であると言うことから推察して・・・
スカートを履きながらロクロ仕事がしやすいようになっている様です。








木野君の解説が続きます。

ジャワ周辺の女の子は皆この「斜めロクロ」にて壺を作る事ができます。
それはなぜかと学生に問います。
無言の学生「・・・」、もう「ケロケロ」という学生はいません。

この地方には、電気も水道もなく、土も粘土質のため植物の栽培にも向いていないので、産業が無く貧しいのです。
そんな、地方にて職業の選択は無く、出来ることをする事が大切なのです。
電気もなく、材料費(粘土)も要らない「斜めロクロ」は彼らの生活の糧なのである。

それに対して、学生の君たちはこれから進学して、職業の選択という未来が待っている。
そのことを今日の授業を等して感じて欲しい! by 木野



いやー、本当に・・・
学生に「選択」という大切さを説く木野君、素晴らしかったです。

2009年7月8日水曜日

七夕の約束・・・

七夕の昨日、陶芸コース有志にて流しそうめんが振る舞われました。

梅雨のジメジメを吹き飛ばすかのような勢いで、盛況のなか早々に終了となりました。


七夕の彦星と織り姫の出会いのように、流れる白糸(そうめん)に出会えたでしょうか?


食べてる?


ハンターの目


待ち構える3匹のケモノ


獲物を手に入れ食べることに夢中・・・


で、記念撮影!




以下、おまけ画像

至福の笑みを浮かべる、満腹の岡さん・・・ほっぺに素麺が・・・


動きが止まると死んでしまう和世(左)と高岡


追記・いつか、風光館から本館まで届く流し素麺がしたいなと思ってしまいました。




2009年7月6日月曜日

もっと日本を知るために











先日、行ってきました。

富山県は高岡市。
海にも山にも近くて、朝方がすばらしく気持ちいい場所。

北陸の空はどんなに晴れていても灰色で、
それでいて日差しが強い。

今回はお友達を訪ねて、富山大学芸術文化学部に行ってきました。
金属・漆芸・ガラス・木工などのコースがありました。

金属では特に鋳金・鍛金の教室を見てきました。

↑↓ここで金属を熱して鋳込みます。



↑鍛金で使う道具たち

↑↓教室の前の廊下には作品の制作見本や道具が並んでいます。

陶芸コースはありませんが、
いつも見れない機械や道具がたくさんで、わくわくわくです。




↑富山城???
動物もいい。フラミンゴ。

ヒツジ。

ワライカワセミ。