2011年4月30日土曜日

素材演習1C_04

今回の実習ではガラス皿の仕上げの作業とガラスキューブの制作を行ないました。



ガラス皿は電気窯にて780度で焼成し、土台のガラス板に色ガラスを接着します。
完成品は次週までお楽しみに。

そして、次の課題としてガラスキューブを制作しました。
50mm角のガラス板(3mm厚)を18枚積み上げていきます。
各層に色ガラスと透明ガラスを組み合せることで、立体的で多彩な表現が可能です。
 


次週はガラスキューブの制作の続きと耐火シートを使ったスランピングという技法を行ないます。

2011年4月29日金曜日

オープンクラス 中村ジョージ特別授業





本日オープンクラスが開催されました。




去年まで精華大の陶芸コースで助手をされていた、中村譲司先生にオープンクラスにあわせて授業をしていただきました。




最初に自身の作品のスライドレクチャーをしていただきました。高校生の諸君にはむずかしかったかも!?




そして、ひねり造形のワークショップ。




土を少しずつ手早く積み上げていきます。




自身の制作論をまじえながら、軽快な手さばきでつくっていきます。




『空気穴をあける前の作業がとても大事やで!』中村譲司




『知っていることが大事』中村譲司




最後に接続面の処理.『収縮率の差を計算してつくるのだ。』中村譲司




そして、釉がけのワークショップもしていただきました。




『釉がけは大切、時間の使い方を考えろ!』中村譲司




『時間も素材の一つ』松本ヒデオ




高校生も釉がけ体験。『中村先生の技術を盗みます。』女子高生




中村譲司先生ありがとうございました。
授業中は帽子を脱ぎましょう。

2011年4月27日水曜日

2回生 陶芸基礎1 ロクロ基礎実習 02

先週に引き続き、そば猪口の水引きの反復練習をしています。


短期間ではなかなか目的の形にするのは難しいですが、
一つ一つのポイントをしっかりと意識しながら自分なりの目標を立てて作業を進める事が大切です!
と、担当の山本先生からのアドバイス!!


みんなもくもくと練習に励んでいるので、しっかりとした形に近づいてきています。
大半が苦労していた菊練りや、土ごろしもいつの間にかコツをつかんできていました。
やはり、練習あるのみですね。


今週は、水引きしたそば猪口の高台を削り出すというステップに進みます!
その為に必要になるのが【カンナ】という道具です。
もちろんカンナも自分たちの手作り。
帯鉄という材料を使って、カナバサミとヤスリで削り出すための刃を作ります。


これが完成したカンナ


早速削りの作業を開始!
まず、湿台(シッタ)と呼ばれる道具をロクロの中心に据えます。
そして、その上に作品を伏せ置いて削り始めます。


「シュルシュルと削れていく感覚がとても気持ちいいんです。」
と、楽しそうな学生の声も!


削りの作業も練習した分だけ上手になります。
たくさん作って、たくさん削って、
自分の作りたい形を目指して下さい。


来週はそば猪口の練習と、お皿の水引きがスタートする予定です!

1回生 立体造形1 ひねり基礎 02


先週に引き続き円筒、枝の模刻の制作を進めています。


皆、自分の作品が積み上がってくるのが嬉しいようで黙々と取り組んでいます。




真っすぐに積み上げられずに苦心する子も何人かいますが、

通りがかった先輩たちも熱心にこつを伝授してくれてます。


18日(月)には、円筒に施す過剰装飾のアイデアスケッチのチェックもあり、

各自、先生にアイデアスケッチを用意し、簡単なプレゼンを行いました。


円筒はだいたい今週で90cm積み上がるでしょう!




そして傘の骨を利用した簡単な道具作りにも取り組みました。


傘の骨を切って、



たたいて削って


完成!




早い学生はもう装飾に取りかかっています。


どんな装飾が生み出されるかが楽しみです!



制作の合間には鯉江先生のワークショップにも参加し、

また鯉江先生も一回生の制作を見に来てくださいました。

「一回生いいね~。」とお褒めに預かりまたまた嬉しかった様子。




次週は円筒の過剰装飾、枝の模刻どちらも仕上げに入ります!


2011年4月26日火曜日

ogawa ayako ceramics exhibition







陶芸コース在学中の小川文子(学部4回生)による器の個展が、
Foodies cafe niftyにて5月1日から始まります。




ためいき ogawa ayako ceramics exhibition
2011年5月1日(日)~2011年5月31日(火)
11:00~23:00 (15日,31日17:00まで)無休


foodies cafe nifty 
〒606-0007
京都市左京区岩倉東五田町18
tel:075-722-2370

Seiko Wakasugi EXHIBITION





陶芸コース講師の若杉聖子先生の個展が、
ギャラリー目黒陶芸館にて開催中です。



若杉聖子 展
2011.4.24(日)〜5.1(日)
10:00〜18:00(最終日17:00)まで
展示期間中無休


〒512-8065
三重県四日市市千代田町201-2
tel:059-364-9798

2011年4月23日土曜日

APP arts programも進行中

以前にお知らせしていたAPP arts programも毎週金曜日の夕方に行なっています。
次回のAPP arts program 04は【4月29日(金)19:00-@資料室】にて行ないますので興味のある方はぜひ参加して下さい。

詳しくはこちら



素材演習1C_03

今回は引き続き、ガラス皿を制作しています。
作業手順をおさらいします。

まず15センチ角の下絵を描きます。


下絵をもとに色ガラスをカットしていきます。

新しい機材「ダイヤモンドグラインダー」です。

細かい部材はこの機械で仕上げます。



次回はガラス皿の仕上げ作業とガラスのキューブ作りを行ないます。


2011年4月22日金曜日

展覧会のお知らせ


『 Ceramic delight 』

京都の若手陶芸作家の作品展を
ギャラリーと旅館の2カ所で同時開催致します。
作品に振れることの喜びを体感しにお越し下さい。




出品者
小川文子/鈴木まどか/田辺桂/田中大輝
高岡千鶴/平井秀/山極千真沙
(陶芸コース学部3,4回生)



『 Ceramic delight 』
2011年4月30日(土)〜5月4日(水)
11:00〜18:00

大分県別府市北浜3丁目 10-2別府タワー4F

大分県別府市北浜3-2-18

Alternativespace Ivory × 温泉旅館山田別荘による企画です

2011年4月20日水曜日

3回生 陶芸1 鋳込み技法 01



この授業では鋳込み技法の基本を習得し、

その後制作テーマを設け鋳込み技法を使った作品を制作します。


作品構想の段階ではグループディスカッションにより作品のイメージを具体的なものに近づけると共に、コミュニケーション能力のアップを目指します。




第一週では、電球を使って型の取り方を学びました。



こんな風に電球を土で覆っていき…



きれいに整えて



水で溶いた石膏を流し入れたら

あっという間に電球型の完成!





出来上がった電球型は、型離れを良くする為に乾燥室で乾かします。





そして3回生の部屋には、鋳込みに使用する「泥しょう」を作る為、泥しょうマシーンも設置されました。


これで準備は万端!

次週の型取りが楽しみです。





次週はいよいよ出来上がった電球型を鋳込みます。

また、平行して鋳込み技法を使った作品の為のディスカッションも始まります。

作品テーマは「いつ どこで なんのために」

詳細は次週!


2011年4月19日火曜日

KOIE Ryouji Work Shop!!第2日目

鯉江良二先生によるワークショップの第2日目です。
今日は、昨日たくさん作っておられたお茶碗の削りの作業から始まりました。



慎重かつ大胆に削られるお茶碗。
あれよあれよと形が現れてくるさまに皆さん釘付け!



削り上がったお茶碗は、両手にすっぽりと、ぴったりと
とても心地いい感触でした。



ころころと
楽しげなお茶碗が沢山出来ましたよ。



「土持って来てー」の一声で始まった今日のロクロ実演!
いくつかのパーツをロクロで引いては


あらよっ!


よっ!



よっ!



と合体!


出来上がった作品は、一つの土で引き上げるのとはまた違う、ロクロの楽しさがありました。



今日の素敵ショット  かわいいお客さんとの一こま