2011年6月18日土曜日

1回生 絵画基礎1 vol.3



本格的に削り作業が進みます。





最初は、せっかく水びき成形した蕎麦猪口も削りの段階で失敗することが多々あります。
簡単にはコツをつかめません。失敗をかさねて上手くなるのです。
それ以前に、水びき成形したものを削りに適した乾燥状態にすること!
すなわち、管理が重要です。というか基本ですね。
成形したものを乾燥しすぎてカチカチにしてしまい「削ることが出来ません」などということが無いように!

じつに見事なカチカチ山…
今回は素焼き前(なま)の状態で絵付けをします。
絵付け前に完全乾燥させるため、乾燥室に入れて一昼夜…。


写生をしながら考えていた絵付けの図案を一旦、紙に作成します。
悩んでますね~



絵付けに使用するのは呉須です。

それぞれの図案に即して濃い状態と、薄い状態の2種類の呉須を使い分けて描きます。
一番乗りのsasakiさん




作業はクライマックスです。たくさんの作品の「乾燥」→「削り」→「乾燥」→「絵付け」この工程を効率よく進めるために、まず何をしなければいけないのかを考えましょうね。

次回からは焼成です。

1 件のコメント:

  1. みんなのアグラ姿が、かっこよく見えてきました。
    見かけも大事ですね。
    カタチから入っていくのもありです。

    焼き上がりが楽しみですね

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