2011年7月20日水曜日

2回生 ひねり造形 合評

さあ、2回生は窯出しをして合評に挑みます。
台風一過の曇り空、
皆の心は晴れるのでしょうか?

窯が冷めていないので
100度以上の窯出しとなり
皆さん汗だくです。



そして14時45分合評が始まりました。

 豪腕ガール尾﨑さん
「呼吸は自然につながっている
私の壺は自然につながっている」




菜津吉の
「はじまりもおわりもない世界」
人間の成長を細胞の活動に見立てた作品
キュートでグロイ作品です。 


奥田さんの
「パンケーキの出来る仕組み」
テーマパークのような作品です。 



全てのパーツは生き物なのですね。 

陶芸コースの隠し球
田中さんの作品
体験することの出来ない「勃起」に魅力を感じ
器の内部に張り巡らされた筋が膨張と密度を感じさせます。 



奥山君の
ストレート、そしてホームランな作品
一瓶多杯
杯を交わし関係は膨張する 



今井君の暴力度満点の作品
しかし、暴力だけではなにも生まれません
そこの所をよく考えましょう。 



秋山さんの
「限りある膨張と限りない膨張」
その行き先は・・・
完成度は低いですが秋山イズムが炸裂です。 



 菅生さんの
「社会、それは共生
社会、それは膨張
人間性、それは膨張」

アクシデントが全てプラスに働くというミラクルガール
非常に魅力的な作品でした。 


石山君の
「理性を裏切り、走り続ける為の習作」
混沌とした作品、もっと混沌、
あるいは破綻してもOKだぜ!



川瀬君の
「ボクを、アナタを、ミンナを包み込む
それは生クリーム」
愛情がたっぷり注がれて作られた陶箱は嘆美でした。


福田さんの
「アナタのひとときが
ワタシになる
ウチュウがはじまる」
フラジャイルな「あわれ」を感じさせる作品です。
ワタシを作り出しているのは、ワタシ以外のアナタです。
関係性が大切ですよ。



古田君の
「進化」
日本人は「引き算」の美学を持っている
器を引き算を用いて作る
私の進化が問われる





トリはもちろん望月さん
「生命集合体 学術名 バクハツ」
暖かいコンセプトに対して、硬質な作業にてアプローチ。
誰にも真似の出来ない世界を作り出す。
その名も「ハスキー」 



合評終了時間、21時15分 通算6時間30分
皆さんよく頑張りました。
進級制作で会いましょう。
約4ヶ月後かな
それまで、しっかり羽根を伸ばしておいて下さい。
ではでは

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