2013年7月31日水曜日

オープンキャンパス〜夏の陣・パート2〜

夏のオープンキャンパス2日目。
この日も夏の太陽が照りつける中、陶芸コースはわいわいざわざわにぎわっておりました。

いろんな作品が出来てますね。
皆さん未経験だとは思えない仕上がりです。すばらしい!

「なんですか!なんなんですか!?」
特に用事はありません。写真を撮ってるだけです。

みんな大好き泥団子作り。
カラフルかつ、まんまるかつ、つるピカな泥団子が作れます。
そうそれは、真夏に出会った儚くも美しい宝石のよう。
丹誠込めて磨いてあげればあげるほど、団子はあなたに答えてくれます。
皆さん頑張ってください。

磨いていくと、こんな感じにつるピカピンな団子が出来あがります。
う、美しい。まるで地球のようだ…。

前回はワークショップのことを紹介しましたが、風光館の中にも見所は沢山あります。
陶芸コースのカリキュラムをわかりやすく紹介していたり、先輩方の作品も展示してあります。現役の学生達の仕事場や制作風景なども見ることが出来るのです。それではちょこっとだけ作品の写真をお見せしましょう。
わんちゃん見たいな作品。
とってもきゃわたん。
渋い抹茶碗。
侘びているようないないような。
寂びているようないないような。
ナウい感じがします。
とってもファンシーな作品。
青がとてもきれいです。

スペインの町並みににた作品。
なんだかノスタルジックな雰囲気がとても良い感じです。
これも作品…ではありませんが、なんとこれは手作りの「窯」。
炭を使って作品を焼くことが出来るのです。 
そんなこんなで、ほかにも沢山の作品が展示してあります。
見て楽しい、触って楽しい陶芸コースのオープンキャンパス。
皆さん是非とも一度お越し下さいませ。

「次回は秋に開催予定です!皆さんのことお待ちしています!損はさせませんよ!」
それでは皆さんさようなら。





 



2013年7月27日土曜日

オープンキャンパス〜夏の陣〜

やってきました夏のオープンキャンパス!
今日は天気もよく、絶好のオーキャン日よりです!
夏っぽい雲もいい感じです!
ハイッ!!

陶芸コースの目印、トウゲイコースのれんです。
目にもまぶしい緑色、ステキです。
今流行りのグリーンカーテンのようで、風にはためく姿はとても涼しげです。

のれんはためくその向こうでは、毎度おなじみ大人気のロクロ体験のワークショップがあります。今回も沢山の人が来ているようです。出来た作品は焼き上がった後、お届けいたしますのでご安心を。

こんな小さなお客様もいらっしゃいました。
どうやらお皿を作っている様子、なかなか筋がいいですね。


それにしても、じつにいいマルコメ具合です。
きっと将来はイケメンになることまちがいないでしょう。

そしてその奥には、春のオープンキャンパスから新しく始まった、泥団子作りのワークショップもやっています。「なんだよ、ただの泥団子かよ。」と侮る事なかれ、皆さんも小さい頃に一度は憧れたであろう、まんまるでピカピカの団子が作れてしまうのです。さすがは土を扱う陶芸コースです。もちろん作った作品はもって帰れます。

「世界で1つだけの自分の作品を作りに、皆さん一度来てみてはいかがでしょうか!お待ちしています!!」

何やら奥の方でキャッキャしている声が聞こえると思ったら、そこにいたのは三回生の佐々木さんとエマさん。2人ともおいしそうな野菜をもっています。どこでかったのか訪ねると、明窓館のあたりで売られていたとのこと。こんなことがあるのもオープンキャンパスの醍醐味ですね。
「今日は麻婆茄子にしようと思います!」

さらに奥に進んでいくと、竹を必死で削っている学生達の姿が。
何をしているのかと訪ねると、8月にある京の七夕の「竹と光のアート」に出品するための作品を作っているのだそうです。一体どんな作品になるのか楽しみですね。

さらにさらに奥へと進んでいくと、窯場の前に何やら怪しげな装置があります。
これは一体なんなのか!?

ざわざわ、ざわざわ、

可愛らしい決めポーズをしているのは四回生のキノコさん。
「実はこれ、9月に行われる元立誠小学校での展覧会でやるワークショップのテストをしているのです。詳細はまた今度お知らせしますのでお楽しみに!」

学生達が作業をしている姿が生で見ることが出来るのも、これまたオープンキャンパスの醍醐味です。もちろん先生方による進路相談や、学生達による施設の案内なども行っていますので、気になることがあったらお気軽に質問してください。

そんなこんなで今回のオープンキャンパスも、陶芸コースはわいわいざわざわとにぎわっています。

それでは最後に土をこねている二回生のミサキさんから一言。
「また、あしたも、オープン、キャンパ、ス、やって、ます、から、ぜひ、来て、くだ、さい、ねっ!」






明日も皆さんをお待ちしています。
by陶芸コース一同





山本哲也・矢島操 展覧会


『夏の箱庭』

八月、夏のサラを箱庭に見立てて四人の陶芸家が作品を展示

京都精華大学卒業出品者
山本哲也 1994年京都精華大学陶芸コース卒業
矢島 操 1994年京都精華大学陶芸コース卒業


日時 2013年8月10日(土)〜9月1日(日)
火・水 定休日
am 11:00 ~ pm 17:00

場所 gallery  サラ
滋賀県大津市北比良1043−40
Tel 077-532-9020

かのうたかお 展覧会


tokonoma 展

japanese [TOKONOMA]Style Exhibition
白白庵 × gallery near

京都精華大学卒業出品者 

かのうたかお 1998年京都精華大学陶芸コース卒業

日時 2013年7月23日(金)〜8月13日(水)
木曜休廊 
12:00PM ~ 22:00PM
7/26(金) と最終日8/13(水)のみ ~17:00PM

場所 gallery near
京都市左京区田中里ノ前町34−2
珠光ビル百万遍B1F cafe dining near 店内
Tel 075-708-8822
  

田頭由起 個展


カップとお皿の小さな陶展
10のうた

田頭由起 1992年京都精華大学陶芸コース卒業

日時 2013.7.24 (水) ~ 8.4 (日) 7/30(火)
13時頃 ~ 21時頃
     場所 アンティーク、古書、喫茶「迷子」
              京都市左京区浄土寺上南田町36
GOSPEL 1F
Tel 075-771-4434


綿引恒平 展覧会


          Circle  - 陶 -
                                   
        日本と韓国のアーティスト6名による陶芸展                                  
       
        京都精華大学卒業出品者

           綿引恒平 2004年 京都精華大学陶芸コース卒業
          2006年 京都市立芸術大学大学院修了

  日時     8月3日(土)〜 8月11日(日)
          会期中 無休
                           11:00AM ~ 18:00PM (最終日 ~ 17:00PM)

  場所    ショップ&ギャラリー YDS
        京都市中京区新町通二条上る二条新町717
        Tel  075-211-1664

                   

2013年7月25日木曜日

そうあいつは地上に舞い堕りた撲滅天使

今日も暑いですね、院生です。
平和な日常と死は隣り合わせ。
常に危険があちらこちらに転がっています。
院生です。

それを体現するようなひと騒動が、京都精華大学@裏山にてありました。
ことの発端は、遠藤氏の嘘のような目撃談から始まりました。
「なんか裏山にでっけぇキノコ生えてた。」
それを田中氏が「そいつは食えるのか?」と聞くと、
遠藤氏は「わかんねえ。」
かくして京都精華大学@裏山に生えた謎のキノコを見に行くことに。

遠藤氏「なんか丸くて白かった。」
わずかな手がかりをたよりに、文明の利器スマホによってキノコの特定を始める(食えるんじゃないかという淡い期待を抱いて。)
なお、田中氏はまだガラケーなので戦力外。

どんどん険しい道を進んでいく一行。
自分の制作なんて二の次、ひたすらキノコを求めて進んでいきます(食えるんじゃないかという淡い期待を抱いて。)

調べながらずんずん進む。
遠藤氏「わかんねえ。」
田中氏「ジャン負けで食おうぜ。」

一体キノコはどこにあるのか、遠藤氏の見た幻覚だったのではないかという一抹の不安(食えるんじゃないかという淡い期待も)を抱いてまだまだ進む一行。

遠藤氏「あ、これっぽい。」
そうこうしているうちに現場に到着。

ドジャァァァァァァン!!
ついにキノコを発見。
その時遠藤氏はこうつぶやいた。

遠藤氏「で、ですとろいんぐえんじぇる???」

とにかくでかいキノコに撮影係の田中氏は驚きを隠せなかった。
田中氏「でっけぇ!でっけぇ!」

しかもかなりの数のキノコがあちらこちらに群生していた。
これが食えたら今日の献立が潤うこと間違いなし!


お、おひたし


バターソテー


天ぷら


 煮物

いやぁ、実に立派なキノコですね。

とその時、確信めいた顔で遠藤氏はこう言った。
遠藤氏「これ食ったら死ぬってさ。」
田中氏「まっ、まじで?」




-----------以下キノコの説明-----------

テングタケ科

ドクツルタケ
(別名デストロイングエンジェル)

-環境-
ドクツルタケは松科の木などの針葉樹の林や広葉樹林などの地上、特定の木のそばにあるわけではなく、広い範囲で見られる。

-季節-
夏から秋にかけて

-特徴-
ドクツルタケは見た目は綺麗な白色をしていますが、人が死んでしまうほどの強い猛毒を持った恐ろしいキノコです。

-価格-
不明

-毒-
猛毒キノコ。ドクツルタケを食べると「嘔吐」、「腹痛」、「下痢」、「肝臓」や「腎臓」の機能障害などの症状が見られ死亡する可能性が非常に高くなるほどの致命的な毒を持っています。



------------以上、遠藤レポート(スマホ調べ)------------




こうして2人のもしかしたら食えるんじゃないかという淡い期待も夢も献立も見事に打ち砕かれ、肩を落とし帰路に着く。
遠藤氏「あっちぃ。」

平和な日常と死は隣り合わせ。
常に危険があちらこちらに転がっています。

いつもの通学路にもデストロイングエンジェル、お正月に食べるお餅にもデストロイングエンジェル、可愛いペットにペロペロされたときにもデストロイングエンジェル、あなたの側にはデストロイングエンジェル。


お気をつけて





バカで貧乏でノリのいい大学生諸君、気をつけろ、死ぬぞ!
byデストロイングエンジェル



2013年7月24日水曜日

流し素麺番長かくかたりき

七月も折り返し、前期制作の合評も終わり、後は期末テストを残すのみとなりました。楽しい夏休みまでもうすこしですね。お久しぶりです、院生です。
今日は先週行われた、院生プレゼンツの流し素麺大会の様子をお伝えしたいと思います。流し素麺当日はあいにくの曇り空でしたが、雨は降ることなく無事に素麺を流すことができました。

窯場の前に机を用意し、ゆでた素麺と薬味を並べ、いよいよ流し素麺大会スタートです。

じゃんじゃん流しています。今素麺を流しているのは助手のハルさんです。
ハルさんは流し素麺を幾度も経験しているので、すばらしい手つきで素麺を流していきます。

皆さんキャーキャー叫びながら流れてくる素麺を捕まえることに必死です。
「キャーキャー!」
「キャキャキャー!」
「キャッキャッ!」
とっても風流ですね。

素麺を食べることに飽きた宮永先生は、いつの間にか素麺を流していました。
「どうや?うまいもんやろ?」とドヤ顔で素麺を流しています。
それを見ていた松本先生はいてもたってもいられなくなったご様子。
「ぼくにもやらせて〜」
素麺を流しにいく姿はまるで少年のようです。
こうして教授2人によって素麺が流されることに。
とってもゴージャスです。
しかし学生の皆さんはそんなことなど気にも留めずに流れてくる素麺にむしゃぶりついています。
「ズゾゾゾゾゾ」
「ズオッズオッ」
「ゾヴァゾヴァゾヴァ」
「ちゅるちゅる」
とっても風流ですね。

「ウマイッす!先生が流す素麺ウマイッす!!」
さすが院生の平井君。教授が流していることにいち早く気づき、しっかりと媚びをうっています。  

そしてこちらはドロップアウト地点です。
ここは流れる素麺をつかめない人が集まるところ。
そうです、いつの世も弱肉強食。
とっても風流ですね。

四回生の川瀬君。楽しそうに素麺を流しています。
「みんないくよ!それ〜!」 
まるで初めての孫と遊ぶおじいさんのような笑顔です。

「なんか甘い」
 なんか甘いものを四回生のファンヨン君が食べたようです。
  
ファンヨン君が食べたなんか甘いもの。それを流していた犯人は三回生のエマさん。この日のためにフルーツ缶を用意していたとのこと。
さすがは朽木窯焚きチームBのリーダーです。
チームBの「B」が一体なにを意味しているのか何となくわかる気がしますね。

一方その頃窯場では、みんなが食べるための素麺を院生が茹でていました。すごい勢いで素麺が減っていくため、休む間もなく必死こいて茹で続けています。

「熱ッチャッチャッチャッ!!」

「熱チャチャチャチャチャチャチャーーーーッ!!」

窯場の強力なガスバーナーで茹でているためものすごい熱さです。

「そこの一回生ぶらぶらしてんなら手伝えこの野郎!!」
素麺番長の田中は素麺のことになったら一回生にも容赦はしません。
問答無用で手伝わせます。

さっそく院生の上平さん指導のもと、一回生のともこちゃんは次に茹でる素麺を用意するお手伝いをしています。
「あんたちゃんと剥きや。手ぇ抜いたらどつきまわすで。」
「はい!すいません!頑張ります!すいません!!」
院生の遠藤君はひたすら我関せずといったご様子です。

「おい新人!茹で上がってるか素麺の味見しろ!!」

「はい!失礼します!いただきまボブシャァァァ!」






かくして院生プレゼンツの流し素麺大会は、日が暮れるまで続き、大盛況のうちにその幕を閉じました。来てくれた皆さん、どうもありがとうございました。
ではでは今日はこの辺で失礼させていただきます。