2013年7月25日木曜日

そうあいつは地上に舞い堕りた撲滅天使

今日も暑いですね、院生です。
平和な日常と死は隣り合わせ。
常に危険があちらこちらに転がっています。
院生です。

それを体現するようなひと騒動が、京都精華大学@裏山にてありました。
ことの発端は、遠藤氏の嘘のような目撃談から始まりました。
「なんか裏山にでっけぇキノコ生えてた。」
それを田中氏が「そいつは食えるのか?」と聞くと、
遠藤氏は「わかんねえ。」
かくして京都精華大学@裏山に生えた謎のキノコを見に行くことに。

遠藤氏「なんか丸くて白かった。」
わずかな手がかりをたよりに、文明の利器スマホによってキノコの特定を始める(食えるんじゃないかという淡い期待を抱いて。)
なお、田中氏はまだガラケーなので戦力外。

どんどん険しい道を進んでいく一行。
自分の制作なんて二の次、ひたすらキノコを求めて進んでいきます(食えるんじゃないかという淡い期待を抱いて。)

調べながらずんずん進む。
遠藤氏「わかんねえ。」
田中氏「ジャン負けで食おうぜ。」

一体キノコはどこにあるのか、遠藤氏の見た幻覚だったのではないかという一抹の不安(食えるんじゃないかという淡い期待も)を抱いてまだまだ進む一行。

遠藤氏「あ、これっぽい。」
そうこうしているうちに現場に到着。

ドジャァァァァァァン!!
ついにキノコを発見。
その時遠藤氏はこうつぶやいた。

遠藤氏「で、ですとろいんぐえんじぇる???」

とにかくでかいキノコに撮影係の田中氏は驚きを隠せなかった。
田中氏「でっけぇ!でっけぇ!」

しかもかなりの数のキノコがあちらこちらに群生していた。
これが食えたら今日の献立が潤うこと間違いなし!


お、おひたし


バターソテー


天ぷら


 煮物

いやぁ、実に立派なキノコですね。

とその時、確信めいた顔で遠藤氏はこう言った。
遠藤氏「これ食ったら死ぬってさ。」
田中氏「まっ、まじで?」




-----------以下キノコの説明-----------

テングタケ科

ドクツルタケ
(別名デストロイングエンジェル)

-環境-
ドクツルタケは松科の木などの針葉樹の林や広葉樹林などの地上、特定の木のそばにあるわけではなく、広い範囲で見られる。

-季節-
夏から秋にかけて

-特徴-
ドクツルタケは見た目は綺麗な白色をしていますが、人が死んでしまうほどの強い猛毒を持った恐ろしいキノコです。

-価格-
不明

-毒-
猛毒キノコ。ドクツルタケを食べると「嘔吐」、「腹痛」、「下痢」、「肝臓」や「腎臓」の機能障害などの症状が見られ死亡する可能性が非常に高くなるほどの致命的な毒を持っています。



------------以上、遠藤レポート(スマホ調べ)------------




こうして2人のもしかしたら食えるんじゃないかという淡い期待も夢も献立も見事に打ち砕かれ、肩を落とし帰路に着く。
遠藤氏「あっちぃ。」

平和な日常と死は隣り合わせ。
常に危険があちらこちらに転がっています。

いつもの通学路にもデストロイングエンジェル、お正月に食べるお餅にもデストロイングエンジェル、可愛いペットにペロペロされたときにもデストロイングエンジェル、あなたの側にはデストロイングエンジェル。


お気をつけて





バカで貧乏でノリのいい大学生諸君、気をつけろ、死ぬぞ!
byデストロイングエンジェル



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