2014年3月3日月曜日

APP ART STUDIO vol.7『工芸家の家』

どうも院生です。
毎回とても内容の濃いトークを聞く事が出来るAPP ART STUDIO、とうとう今回で第7回目を迎えます。

今回のテーマは『工芸家の家』です。
陶芸家でありながら、彫刻やデザインなどの分野でも活躍していた河井寛次郎。
今回はいつものスタジオを飛び出し、河井寛次郎が自ら設計し暮らした家でもある、河井寛次郎記念館でのトークになります。

実際に河井寛次郎の作品を見ながら濃密な話を聞く事が出来る、またとないチャンスです。
皆さん是非ご参加ください。





APP ARTS STUDIO vol.7工芸家の家

工芸家はどのように〈家〉に関わることができるのでしょうか。
今日まで工芸家による建築空間への関わりの多くは、西洋のように建築家を中心とした室内装飾としてではなく、個々の美術工芸品という域を越えるものではありませんでした。しかしながら、そうした工芸品が設えられる生活空間にこそ今日の工芸制作の方法を見出すことが出来るのではないでしょうか。

APP TALK 河井寛次郎と家
陶工・河井寬次郎(1890-1966)が、1937(昭和12)年に設計した自邸や竹家具などの室内装飾を中心に、近代の工芸家たちが〈家〉にどのような生活への思考と工芸的な意匠を取り入れてきたのかを探っていきます。

日程:3月15日(土)18:00—20:00(17:30受付開始)
定員:30名
料金:800円(入館料込む)*予約不要
*会場での写真撮影は可能です。会場は冷え込みますので温かい服装でお越し下さい。
講師:
鷺 珠江
河井寬次郎の一人娘・須也子と河井博次の三女。昭和32年に京都市に生まれる。同志社大学文学部卒。現在は河井寬次郎記念館の学芸員として、祖父・河井寬次郎にかかわる展覧会企画のほか、出版・講演・資料保存などに従事する。

土田 眞紀
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。1987〜99年まで三重県立美術館学芸員。現在は帝塚山大学および同志社大学非常勤講師。主な専門分野は近代工芸・デザイン史、工芸論。著書に『さまよえる工藝―柳宗悦と近代』など。

・トークⅠ 「暮しが仕事 仕事が暮し ―河井寬次郎の自邸と室内装飾」鷺 珠江
・トークⅡ 「生活と芸術 ―ウィリアム・モリスから河井寬次郎まで」土田 眞紀
・トーク・セッション「工芸家の家と暮し」鷺 珠江/土田 眞紀/進行・中村 裕太

会場:河井寬次郎記念館
〒605-0875 京都市東山区五条坂鐘鋳町569
アクセス:京阪電車「清水五条」駅より徒歩10分/京都駅より市バス206番系統「馬町」下車徒歩1分・洛バス100号「五条坂」下車 徒歩4分/四条河原町より市バス207番系統「馬町」下車徒歩1分
*記念館に駐車場はございません。ご来館の際は公共交通機関をご利用下さい。

お問い合わせ:【appartsstudio@gmail.com】|詳細は【http://appartsstudio.tumblr.com】 にてご確認ください。

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