2014年4月18日金曜日

ムッシュ型取りでムラムラ!!

先日、多治見市意匠研究所で修行の日々を送っている、ぼっちメガネの真夏君が精華大学に遊びにきていました。

「ヘアッ!」
会う人すべてに「え、何しに来たんやお前は!?」と言われてしまうところが、真夏君の良いところですね。

目にも眩しいサーモンピンクのウルトラライトダウンと雪のような白い肌の彼女は中川さん、なにやら必死で作っています。

今3回生は宮永先生の鋳込みの授業の真っ最中、一人一人が3つのキーワード考え、クラス全員で混ぜ合わせ出来上がった文章から各々が文章から得たイメージを形にするとかなんとかかんとか。
思いもよらない文章になるので3回生はみんな悪戦苦闘中です。
しかしそこがこの課題の面白いところでもあるとかないとか。
みんな遅くまで残って石膏型の原型作りをしたり、早い人はもう鋳込み型を取り始めています。

笑顔で彫刻刀を振り回しているのは沖縄出身、しまんちゅさん。
危ないから振り回さないでください。


よくわからないけれどデコポンの型を取っているチャッピーさん。
型取りに悪戦苦闘中です。
なんせパーツが12分されているから時間がかかってしょうがないそうです。
早く型を取らないとデコポンがぶしゃぶしゃになるので変なポーズをとっている暇があるならもっと頑張りましょう。


悪戦苦闘中するチャッピーに「俺なら1時間で型を取ってみせる。」と豪語する真夏君。
多治見市意匠研究所仕込みの型取りテクを3回生に見せてくれるそうです。

てきぱきとちゃかちゃか石膏を混ぜている真夏君。
さすがに慣れたもんですね。

石膏はこの混ぜる作業が命です。
さっそく水分量と石膏の量を間違えてテンパっている真夏君は放っておきます。

そんな真夏君の鋳込みテクを横で見ているもう1人、あきえさん。

彼女はいつもカメラを向けるとこのポーズをしてくれます。

 
でもいつもこのポーズだとさすがに飽きてしまったので、その旨を伝えると何やら思案している様子、サービス精神大生デス。

「はい!」

「はい!」

「たは〜。」

どうやらネタ切れのようです。
次回に期待しています。

真夏君の事が大好きな宮永先生、ニコニコしながら作業を見ています。
実に楽しそうな顔をしていらっしゃいますね。

石膏を混ぜたら原型をかこっているところへ流し込んでいきます。
急いでいれると小さな泡が立ってしまうので慎重に入れます。
だいたいこれで半分くらいです。

「……………。」


「すいません!嘘つきました!」
どうやら1時間で出来るというのは嘘だったようです。

この後王将へ行って色々奢ってもらいました。
ありがとう真夏君。
美味しかったよ真夏君。

お礼に展覧会の宣伝をさせてもらうよ真夏君。
そう、何故真夏君が多治見からわざわざ京都に来たのか。
それはぼっちの寂しさに耐えられなくなったからでも、意匠研をエスケープしてきた訳でもありません。展覧会の搬入のために京都へはるばる帰ってきたそうです。


お洒落なお店です。
この展覧会4/16〜5/14の約1ヶ月間やっていますので、お散歩がてらに遊びに行ってはいかがでしょうか?



でわでわ。



2014年4月15日火曜日

金継ぎレクチャー


金継ぎレクチャー present by 生駒啓子




「金継ぎ技法」によって、割れた器とあなたの心を継いでみませんか?

このレクチャーでは生駒先生指導のもと、金継ぎ技法を用いて陶片をつなぎ直します。

自分の手で繕うことにより、より愛着のある器にしてみませんか?金継ぎを体験してみたいという方は是非、参加してみてください。





日程 :全5回 18:00〜20:00

                                        4月21日(月) ① 導入           
                      23日(水) ② 接着、パテ埋め
  28日(月) ③ 削り  
   30日(水)    ④ 金蒔き 
5月  7日(水)    ⑤ 仕上げ

会場:F - 137 資料室

講師:生駒 啓子

* 初回に金継ぎしたい器を持ってきてください。


予約方法:院2回生の平井まで連絡ください。だいたいロクロ場にいます。

東京に行って来た日記(全部写真撮るの忘れた)

こんにちは、院生です。


少し前の話になるのですが、長い長い春休みの終わり、何か面白いものだとか、刺激になるものを見たいな、と思い



東京へ行ってきました!(夜行バスで)



「来たー!!」

夜行バスに揺られること6時間。東京は新宿に到着しました。

朝6:00の新宿というのは、なかなか新鮮だ。
ちょうど夜関係の仕事が終わる頃なのだろう、ベロベロのフラフラで肩を組みながら歩くホストっぽい男達。化粧も崩れかかってる派手な女達。そう、ここは新宿。東京は新宿。


今回、東京に来たのは、精華大学の方々が東京で個展をしていたので、それを見に来たのと、あとは岡本太郎美術館や森美術館でやってるアンディ・ウォーホルが大まかな目的です。アートしてるわぁ!





朝6:00に到着したものの、こんな朝っぱらから開いてるギャラリーは無いので、まずは腹ごしらえ。



7:00 まだ7:00。なんかもう眠いから漫画喫茶で仮眠。ていうか朝の新宿の臭さスゴい。生ゴミときったない便所の臭い。あとカラスがとても多い。写真は撮り忘れました。



11:00 寝すぎた。とりあえず六本木方面へ。地下鉄がアホみたいに多いから戸惑ったけど、慣れたらすごい便利。京都の地下鉄シンプルすぎ。



12:00 森ビルで昼飯。魚料理に舌鼓。食っちゃ寝食っちゃ寝。これは太る。その後アンディ・ウォーホルの展示をゆっくりじっくり鑑賞!ポップアート!ポップアート!アメリカっぽいー!豊かな社会が背景に見え隠れしています。

個人的に、バスキアとコラボしてるのと、あとただ流れていく映像もけっこう面白かった。写真は撮り忘れました。


夕方 ウォーホルでなんだかすごく疲れたので、早々にホテルへチェックイン。そしてぐうぐう寝る。



21:00 起床。夜だ。腹減ったから新宿の飲屋街へ。やたらやさしいラーメンを食べた。ゴマが効いてて美味しかった(写真は撮り忘れた)。コンビニでお菓子買ってホテルに帰る。そしてまた寝る。



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10:00 起床。この日の目的は、ミズマアートギャラリーで個展してるアルベルトの展示と銀座リクシルで個展をしているギーヨンの展示です。あとエルメスギャラリー。あと美味しいご飯。



12:00 雨、朝から雨。傘買ってお店に避難しつつアボカドパスタ食べた。オシャレ気取り。雨はやみそうにない。写真は無い。



13:00  ミズマアートギャラリーに到着。せっかくなので画像を。

  • Albert Yonathan Setyawan
  • Guardians(detail)
  • 2013
  • Ceramics
  • 150x80x10cm



アルベルトの作品は大学でいつも見ていたのですが、やはり展示された作品が放つ空気感は全く別モノでした。パターンに配置された作品から感じられるコンセプトの強さとシンプルさは圧巻でした。(写真忘れた、てかデジカメ忘れた)


15:00 銀座へ。雨が強くなって来た。靴もビッシャビシャ。あー



銀座のリクシルにてギーヨンの展示を見た!


綺麗なフォルムと染め付け、しかし緊張感を持ち合わせている作品群は見応えがありました。やきものというか、素材の特性を熟知してる感じがしました。



そして近くにエルメスギャラリーがあったので、全身ずぶ濡れの小汚い状態でしたが勇気を出して突入してみました。(エルメスさんごめんなさい)

エルメスギャラリーは、エルメスのレジデンスを受けていた比較的若いアーティストのグループ展でした。


これがなかなか見応えがあり、またたくさん考えさせられる展示でもありました。

素材のこと、コンセプトのこと、グローバリズム、現代アート、工芸、社会、歴史、などなど、非常に面白くて興味深い展示でした。あとエルメスの店員かっこいい。



そうこうしてるうちに腹が減ったので、一杯1000円以上する高級茶漬けを食べて、うろうろしてたら眠くなって来たので、再び適当な漫画喫茶へ。



ぐうぐう寝てたらバスの時間になったので再び夜行バスに乗り込み、さらば東京、いざ京都へ。




(雨がすごっかったせいか、靴がビショ濡れの人が多くて車内の臭いが半端じゃなく臭くて、即効で酔った。)




「帰って来たー!!」



お し ま い 。















魔法にかけられた森の先からきた案内状

こんにちは、気づけば四月も折り返しになったね。
春だね。
春になったらお洒落してお出かけしたくなるよね。
暖かいしね。
お出かけのお供にこんなアクセサリーはいかが?


春に咲く花や、

なんだかぷくぷくとした模様のブローチ。

耳元にもさりげなく、

こんな感じのピアスやイヤリング。
お友達や大切な人へのプレゼントにもぴったりだね。
自分のお気に入りを見つけに、魔法にかけられた森の先へ遊びにいってみてはどうだろう?


みなさんこんにちは。

2013年精華陶芸卒の荒木亜美です。

この度、わたしがつくる陶磁器アクセサリーブランド

「am.」(エーエム.)が阪急百貨店うめだ本店でのイベントに参加します。

呉須の絵柄に金彩のアクセントを施したブローチや

春色のピアス、イヤリングなどををこしらえました。

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください!


旅するranbu in阪急百貨店うめだ本店

「魔法にかけられた森の先」

■日にち:4月16日〜22日

■場所:阪急百貨店うめだ本店 10階うめだスーク 中央街区

■時間:日~木10:00-20:00 金・土10:00-21:00 最終日-17:00

2014年4月8日火曜日

ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ〜!!!!春ですね。

「どうも、カバンです!桜も満開で、ようやく暖かい春が始まったなって感じがしてきましたね。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!そして昨日からついに陶芸コースの新しい1年がはじまりましたよ!ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ〜!!!」

「陶芸コースの新しい1年は窯場から始まります。1回生から院2まで全員集合して、お世話になる先生方との顔合わせ、そして注意事項その他諸々の連絡もこのとき一緒に行われます。」

「松本先生のありがたいお言葉を、みんな静かに聞いていますね。」

「ニワトリの帽子をかぶってはいますが、話は真剣に聞いています。たぶん。」

「カメラを向けたら話そっちのけで良い表情を見せてくれました小野君です。彼がかぶっているのはGAPの帽子、いやはやGAPというだけでお洒落な気がしますね。まあそんな事よりも、話をしっかり聞きましょう。」

「工場長君は安定のブレを見せつけてくれます。飽きないです。」

「こちらだてつ君、透き通っている良い表情ですね。イケメンです。多分彼女募集中です。」

「そして太郎君、だてつ君とはまた違った透明感のある雰囲気ですね。イケメンです。確かこっちも彼女募集中だったはずです。」


「彼らはみんな陶芸コースの2回生、ステキな彼らに会いに4/27にあるオープンキャンパスで陶芸コースへお遊びにきてはいかがでしょうか?同じく4/29には実際の授業風景も見る事の出来る授業見学デーがありますので、よろしければこちらも合わせていかがでしょうか?陶芸コースはいつでも誰でもウェルカムです。」

「こんな感じでまた陶芸コースの新しい1年は始まります!ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ〜!!!!」





2014年4月6日日曜日

小林航 春の展覧会 feat.回転寿司

こんにちは、院生です。
先日、陶芸コース卒業生の小林君の展覧会「一時一刻(いっときいっとき)」へ院生の男三人で遊びにいってきました。

北野天満宮の東門すぐ近くにあるということで、電車とバスを乗り継いではるばる北野天満宮までやってきました。

学業の神様が奉られている北野天満宮を前に何やらソワソワしだした平井君。
「撮ってや、写真撮ってや。」
と、おもむろに鳥居の元へと歩いていきました。

しょうがないから撮ってあげました。
拡大してみたらすごく嬉しそうです。
拡大してみてください。

そして、しばらくふらふらと歩いていると東門へ到着。
またしても吸い寄せられるように、東門へと歩いていく平井君。
「撮ってや、写真撮ってや。」


しょうがないから撮ってあげました。
とてもアクティブな写真です。
とても満足げな表情をしているので、是非拡大してみてください。

そしてその東門のすぐ向かいに小林君の展覧会場「HANAMIZUKI」はあります。
どうやら先客がいるようです。

中にいたのは小林君と同じ、陶芸コースの卒業生の平岩さん本田さん。
なにやらプチ同窓会のような状態の店内。
みなさん元気そうで何よりです。

HANAMIZUKIさんの店内はあまり広くはありませんが、ゆっくりとした時間の流れるとても落ち着いた雰囲気のステキなお店でした。
様々な雑貨が並べられているので、皆さん一度遊びにいってはいかがでしょうか。

こちらが小林君。
元気でした。

あちらこちらに小林君の作品が並べられています。

こんなのや


こんなのがありました。
この他にも、大きいものから小さいものまで色々な作品がありました。

そしてこちらが小林君一押しの作品です。 

独特の風化した味わいのあるテクスチャーからは、ゆっくりとした時間の流れを感じ取る事が出来ます。
素敵です。

最近何をしているやらどんな事をしていたやら、昔話に花が咲いたりなんやかんやで、HANAMIZUKIさんのゆっくりとした雰囲気に気づいたら長い事話をしてしまいました。
そうこうしているうちに新しいお客さんが次々にやってきたので、邪魔にならないよう院生男三人はそそくさとおいとまさせてもらいました。

外に出たら良い時間になっていたので、帰りは行きのバスの中で見つけた回転寿司屋へ行く事に。
もりもり食べる平井。

いそいそと皿を変な装置に皿をぶち込む遠藤。
実はこの装置、5枚入れるとその場でガチャポンの抽選が出来る代物です。




結果は…




はずれ。

それに続く平井。





結果は…




あたり!

とても嬉しそうな表情です。
ご満悦です。
この後僕も挑み、見事当てる事が出来ました。

ただ1人当てる事が出来ていない遠藤。

しかしもう腹は膨れている遠藤。

このままでは終わる事の出来ない遠藤。

1人黙々と寿司を食べ続ける遠藤。

なんとか寿司を食べきったものの、遠藤の腹はもう限界です。
これがラストチャンス。



結果は…




はずれ。

現実は無情です。

「またな!」









春の桜の咲く季節に展覧会を行うことになりました。

展覧会名:一時一刻(いっときいっとき)

よしもと ちあき(HANAMIZUKI) 小林 航(陶芸)

会期:4月4日(金)~8日(火) 11:00~17:00

場所:HANAMIZUKI(アンティークショップ)

住所:〒602-8393

京都市上京区鳥居前町666-1(北野天満宮東門前)


HANAMIZUKIはちょっとくたびれたり錆びたりしたものに愛着

を感じられるものが多数揃えられていて店の雰囲気も心落ち着く

空間となっております。
そこに自分のさまざまな作品を展示販売を行います。