2014年12月3日水曜日

APP ARTS STUDIO vol.13 工芸と建築

今回のAPP ARTS STUDIOは、近日オープン予定のKYOTO ART HOSTEL kumagusukuにて!



APP ARTS STUDIO vol.13 工芸と建築
APP ARTS STUDIOは、applied arts(応用芸術)としての「工芸」を作り手の視点から読み解くことを目的としたプロジェクトです。2015年1月にオープン予定の<KYOTO ART HOSTEL kumagusuku>は、宿の中で展覧会が開催され、宿泊しながら作品をより深く味わうことができる“宿泊型の小さな美術館”として運営されていきます。APP ARTS STUDIOでは、昨年より「工芸の家」というプロジェクトを立ち上げ、工芸家がいかにして建築に関わることができるかをテーマに、既存の建物の構造や質感を生かしつつ、床、壁、柱、階段などに土、木、漆などの自然素材を用い、建物の経年とともにその土地の風土に根付いていく空間を演出しました。今回のトークイベントは「工芸の家」での杮落としのイベントとなります。

APP TALK 家にまつわる触覚
本トークは、ゲストに今村源氏と田中信行氏をお招きした、対談形式のトークイベントです。両氏は、資生堂ギャラリーで開催されていた「life/art」展(2001-2005年)からの間柄であり、漆を素材にしたコラボレーション作品なども手掛けています。また、同展では「家」をテーマにした展示もなされていました。そのため本トークでは、「life/art」展を振りかえりながら、今日における両者の作品制作、工芸観の変化についてお話ししていただきます。
〈※お二人の作品展示は行っておりません。〉

日   時|12月13日(土) 17:00 –19:00
対 談|今村 源・田中 信行 /進行:染谷 聡
料   金|500円 ※予約不要 / kumagusuku企画展「光の洞窟」鑑賞付
協      賛| A.S.K atelier share Kyoto / 株式会社サカエ商会
協    力|KYOTO ART HOSTEL kumagusuku

今村 源(美術家)
1957年大阪生まれ。1983年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。主な展示に「三つの個展 伊藤存×今村源×須田悦弘」(国立国際美術館/2006年)、「連菌術Over the Ground Under the Ground」(伊丹市立美術館/2006年)、「Shizubi Project 3わた死としてのキノコ」(静岡市美術館/2013年)など。

田中 信行(漆造形家)
1959年東京生まれ。1985年東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻漆芸修了。第14回タカシマヤ文化基金タカシマヤ美術賞受賞(2003年)、第18回MOA岡田茂吉賞大賞受賞(2012年)、主な展示に「漆が喚起するもの」(入善町下山芸術の森発電所美術館/2009年)、「黒田辰秋・田中信行-漆という力-」展(豊田市美術館/2013年)など。

会場|KYOTO ART HOSTEL kumagusuku [ art space ARE ]
〒604-8805 京都府京都市中京区壬生馬場町37-3
JR二条駅・市営地下鉄二条駅より徒歩約9分
阪急大宮駅より徒歩約7分
http://kumagusuku.info/


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